みなとは異なる行動をとるのである。
みなとは「動き」が異なるのである。
すなわち、みなの行動との相関がないのである(やっと投資理論らしくなった)。
無相関なのである。
無相関というのはよいことなのであろうか。
悪いことなのであろうか。
大地震・洪水・火事でみなが騒いでいる時に、その騒ぎとは「無相関な人間がいれば、冷静に避難誘導ができるため有効である。
全員が無相関ではただの「勝手者の集合体」であるから、あまり評価することはできない。
差し歯である。
実話である。
著者はふられたことは一度もない。
名誉のためにいうが、そもそも「ふられるべき彼女がいなかったわけではない。
顔がうりふたつとはいっていない。
ほかにも似ている部分はある。
資産運用でも同様である。
株式相場や債券相場は経済状況や市況に左右される部分が大きい。
株式、不動産、銀行預金に資産を分散投資している場合を想定しよう。
景気がよくなると株式相場は好転するし、不動産は上昇するし、預金金利も上昇する(順相関という)。
いいことずくめである。
ところが状況が悪くなるとみなそろって悪くなる。
このような事態に有効なのは、逆の動きをする資産をポートフォリオに加えることである。
債券は株式や不動産と逆の動き、すなわち逆相関を持つ資産の代表例である。
債券をボートフォリオに加えると、株や不動産の下落をカバーしてくれる。
これで問題解決かというとそうでもない。
逆相関は「悪い時」にはありがたいが、その逆の場合には足かせになる。
株も不動産も好調な好景気時にはたいてい債券価格は下落するため、ポートフォリオのパフォーマンスの足を引っ張るのである。
ここに登場するのが「無相関」である。
無相関は便利なのである。
市況や経済状況とは関わりのない資産、すなわち既存資産のパフォーマンスとは無相関の資産が存在すると便利なのである。
株、不動産、金、債券などの資産がどのような状況になろうとも、平常心でいつもと変わらぬパフォーマンスをあげてくれるので、ポートフォリオのパフォーマンスが安定するのだ。
クレジットカードの一環として捉えましょう。日本のクレジットカードは世界に誇れます。